市民参画とゼロカーボンde交通まちづくり@上田
人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 上田。
長野県上田市で2024年3月16日、17日に開催します。
(詳細情報:https://kotsumachizukuri-ueda.jimdosite.com)
【開催場所】 信州大学繊維学部キャンパス (長野県上田市常田 3-15-1)
【大会テーマ】 「市民参画とゼロカーボンde交通まちづくり@上田」
17日午前に開催される「研究発表大会」では、上田市をはじめ、全国の公共交通や交通まちづくりを行っているみなさんの活動の発表会があります。
1:公共交通計画・財源
公共交通の無料化を考える |
地域公共交通活性化再生行政の事業評価制度の性格に関する一考察 |
地域公共交通維持のための交通税導入をめぐって |
宮島訪問税の導入による交通アクセスの実態と観光客の意識 |
地方公共団体による公共交通政策の選択と市民関与 |
2050年以降の公共交通 |
阪堺線再生の取り組みと「SMIプロジェクト」について |
飛騨市バス山之村線における貨客混載と路線見直し |
シンガポールにおける公共交通のあり方 |
京都市地域公共交通計画の策定について |
人口減少化時代の公共交通は発想の転換を |
2:新技術・データ分析・政策提言
鉄道会社の高齢者向け定期券 |
通学定期運賃制度、何がおかしいか、何が問題か |
自動運転の公共交通への導入に向けた課題 |
電気自動車の走行と充電が電力網に与える影響のシミュレーション |
地方創生に向けた関係人口づくりとTOD事業者の役割 |
公共交通機関の人口カバー率に関する分析 |
道路渋滞の改善に向けた路線バスを対象とした遅延損失算出手法の開発 |
ビッグデータによる地域課題の分析手法と事例研究 ~ビッグデータの実践的な利活用への手引き」の使い方~ |
3:交通まちづくりと市民活動
のりのり学会の活動と今後 ~市民がつくる公共交通社会をめざして~ |
横須賀公共交通弱小ポータルサイトについて |
「生活バスちばにう」10年間の軌跡 -千葉ニュータウンの安くて身近な足を求めて- |
移動スーパーで痛感する地方公共交通の重要性 |
堺市のおでかけ応援制度を通して、バス公共交通政策を考察する |
「交通からまちづくりを考える会 前橋」7年の活動 |
ラクダのZoom会議200回の軌跡 |
岡山都心再生は成功、郊外拠点再生が課題 |
AfterコロナWithコロナと市民活動 ~横浜にLRTを走らせる会の活動を振り返り~ |
4:鉄道
北海道の鉄道を活かそう! |
駅周辺まちづくりワークショップの取り組み -群馬県みどり市「岩宿駅周辺まちづくりワークショップの事例」- |
関西本線活性化に向けた提言(急行「かすが」復活の模索) |
北勢線経営移管から20年 実施した施策に対する市民団体から見た評価 |
鉄道を活かした地域の活性化(富山県) |
近江鉄道線を活かした市民活動の広場と仲間づくり |
地方創生と鉄道 |
便益から考える鉄道インフラの費用負担についての考察 ~函館本線(海線)の経営形態を事例に~ |
5:LRT・自転車
LRT 2023年の動向 |
大阪・日本橋をトラムの似合うまちに |
長和子ども自然科学教室におけるソーラーLRTの体験乗車 |
LRTに不可欠な「セルフ乗車」と「強力ブレーキ」 |
気候市民会議つくばにおけるLRTに関する提言 |
芳賀・宇都宮LRTライトライン |
フライブルクにおける自転車交通によるまちづくり |
急速に進む欧州における自転車利用環境整備 |
自転車通行空間の段階的整備戦略について |
6:信州・上州
データと熟議を通した「逆転と再生」上田リバース会議 |
上田市の公共交通を取り巻く現状と特徴的な取り組み |
「自動運転EVバスプロジェクト実証実験」の成果発表と提言 |
都市機能からみた交通問題とサステナビリティ |
新しい交通データを用いた公共交通計画案の評価 -前橋BRT計画案を例に- |
歴史的経緯からみる伊香保温泉バスターミナルの課題 |
ParkingDay実施概要 |
高校生が考える未来の上田の交通 |
発表者、会場、発表時間など詳細は、研究発表大会スケジュールをこちらよりダウンロードしてください。
(なお、発表者の都合などにより、時間など多少の変更があり得ますのでご了承ください。)
予約申込フォーム:https://forms.gle/FF14ZjykQqzs569B7
エクスカーション
「上田電鉄別所線の復興した赤い橋&上田城お堀の廃線跡をめぐって」
2024年3月16日(土)受付開始:13:30(出発時間:13:55)〜16:30【上田電鉄別所線 上田駅改札集合】(定員40名)受付を締め切っています。
ミニ交流会
3月16日(土)17:00~19:00 (定員30名。事前申込制:3月3日(日)まで)
参加費 4,000 円 当日お支払いください。受付を締め切っています。
研究発表大会
参加者受付中(詳細下記)
(テーマ別セッション)
2024年3月17日(日)9:30〜12:10【信州大学繊維学部・講義棟】
市民フォーラム(上田リバース会議)
上田市と長野県との取り組み「市民参画とゼロカーボン de 交通まちづくり@上田」
2024年3月17日(日)13:30〜16:30【信州大学繊維学部 講堂】
(事例発表、基調講演、パネルディスカッション)
基調講演「公共交通が変われば、まちが変わる 〜バス利用者が3倍に増えた栃木県小山市の実践〜」
淺見知秀さん(元小山市都市整備部長、現みちのりホールディングスディレクター)
パネリスト
阿部守一さん(長野県知事)
土屋陽一さん(上田市長)
國枝聡さん(上田電鉄株式会社常務取締役)
新井アンジさん(長野県上田染谷丘高校・前生徒会長)
淺見知秀さん
藤川まゆみ(上田ビジョン研究会)
コーディネーター
宇都宮浄人さん(関西大学経済学部教授)
事例発表「上田の課題と交通をデータから見る」上田ビジョン研究会
事例発表「上田市が採択された環境省脱炭素先行地域」上田市環境政策課
交流会
3月17日 17:00~19:00 (定員80名。事前申込制:3月7日(木)まで)
参加費 5,000 円
申込フォーム:https://forms.gle/FF14ZjykQqzs569B7
【開催主旨(実行委員長から)】
人口減少・高齢化/インフラ老朽化/スプロール化・スポンジ化する上田を持続可能にするために、2020年から市民・行政・事業者・金融機関・議員が参加し、垣根を越えて対話する、「上田リバース会議」を開催してきました。その中で、公共交通は持続可能なまちづくりの重要な鍵であるという結論に至りました。上田市は別所線、しなの鉄道、新幹線、上田バス、千曲バス、タクシー、市営コミュニティバス、デマンド交通など、多様な公共交通が交差するまちです。
ところが市民の移動は自家用車が圧倒的に多い状況です。上田市内の高校生の56.7%が家族の車の送迎で通学しているというデータもあります。脱炭素の面からも、道路などのインフラ維持の面からも、自家用車の利用機会を減らし、公共交通への転換が望まれます。アンケート結果によると上田市民の最大の不安は「車の運転ができなくなり移動手段が確保できなくなること」です。さて、市民も主体的に参画しつつ、どのように公共交通への転換を進めていけばよいでしょうか。
この度、「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」を開催することとなりました。この会は2005年宇都宮大会を皮切りに、人と環境にやさしい交通まちづくりを実現するために、市民、事業者、専門家、行政関係者等の幅広い分野の人々が全国から集まり、意見・情報交換、交流をはかるもので、これまでに10回開催されています。おりしも、2023年11月に「交通まちづくり」を主軸とした事業で環境省脱炭素先行地域に選定された長野県上田市で第11回を開催します。一緒に「人と環境にやさしい交通まちづくり」について考えましょう。
実行委員長
高橋伸英(信州大学繊維学部・上田ビジョン研究会)
【主 催】 「第11回 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 上田」 実行委員会
構成団体
・上田ビジョン研究会
・(NPO法人)上田市民エネルギー
・(一般社団法人)自然エネルギー共同設置推進機構(NECO)
・人と環境にやさしい交通をめざす協議会
【実行委員長】 高橋伸英 信州大学繊維学部教授
【共 催】 上田市
【後 援】 国土交通省 環境省 長野県 上田商工会議所 信州大学繊維学部 公社)長野県建築士会上小支部 NPO法人リベルテ 自然エネルギー信州ネット
【協 賛】 上田バス株式会社 日置電機株式会社 株式会社ガリレオ 株式会社はたらクリエイト (特非)エコエネルギーによる地域交通システム推進協会(A REEV) 新交通システム推進議員連盟(LRT推進議連) 全国路面軌道連絡協議会 (一財)地域公共交通総合研究所 (公社)日本交通計画協会
このイベントは、2023年度地球環境基金、パタゴニア環境活動助成金も活用して開催されます。