NPO法人上田市民エネルギーの行っている持続する地域づくりへの助成金として、パタゴニア環境助成基金の助成金をいただきました。
また基金元のCAF Americaよりアメリカ国内からの当団体への寄付の税額補助の認定証もいただきました。詳細は、CAF International のサイトをご覧ください。
助成内容は次のとおりです。
* 申請プロジェクト名 学びと対話で意識改革・ゼロカーボンに向けた共感と実行の輪拡大!
* 貴団体が取り組んでいるのはどのような環境問題ですか? 第一に気候変動対策です。信州でも農業への影響やライチョウを代表とする高山生物の絶滅の危機などが報じら れています。また、自然災害も多発しています。温暖化の主要な原因は、日本では火力発電です。この部門での脱炭素化は最重要です。そこで、日照時間が日本でも有数の長さである上田では、太陽光発電によって火力発電 を置き換えることが有効であり、当団体では市民からの出資も活用した太陽光事業「相乗りくん」を展開しています。他にも公共施設の省エネ化の提案や断熱ワークショップ、脱炭素まちづくりにも取り組んでいます。
* ミッションステートメント 広く一般市民に対して、自然エネルギーや省エネルギーの普及に関する事業を行い、環境問題の解決と全国の地域における経済活動の発展に寄与することを目的とする。
* 申請プロジェクトの概要 2021年度に開催した「上田リバース会議」が地域の各ステークホルダーをつなぐ役割を果たして効果を上げ始めています。今回の申請プロジェクトでは更に次のステップへと進み、実践を前提とした成果を目指します。「上田リバ ース会議」に加え、関連した分科会や視察、ワークショップを実行します。実践を阻んでいるものはなにかなどの課題の洗い出しを行いながら、多様な参加者の視点があることで解決方法が見つかるように設計します。最終ゴールは脱炭素にむけて、課題と解決と実行の好循環が、地域内の他のエリアや分野へ横展開していくことです。